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静臨/甘/裏/小スカ










ただ抱き合っているだけの方が好きだ。

裸で体を重ねるわけではなく、文字通り抱き合っているだけ。俺の腕をシズちゃんの背中に回して、シズちゃんも腕を俺の背中や腰に絡めてくれればそれだけでいい。


「シズちゃん、俺このままがいいなぁ」


どくん、どくん。聞こえる心臓の音が心地いい。ずっとこうしていられたらいいのにね。その細やかな願望さえも報われず、シズちゃんは俺を押し倒す。
衝撃で体を傷つけないようにと最後まで手が添えられていたのは優しさだろうか。やめろよ、ときめくじゃないか。


「俺は抱き合ってるだけじゃ足りねえ」
「きゃっ!?」
「こんなやわらけえもん押し付けられて、正気でいられるかよ」
「は、ふぅ……んッ」


服の上から胸を揉みこまれ熱い息を漏らす。もう、シズちゃんってばこんなことばっかり。なのに気持ちよくって、足の間はジュンと潤ってしまう。ああ、これじゃあまるで淫乱みたいだ。


「脱げよ。ああ、それとも脱がせてやろうか?」
「…自分で脱ぐ」


本当は脱ぎたくない。けど自分で脱がなければシズちゃんに脱がされる。もっと正確に言えば服を破りとられる。

毎回毎回シズちゃんはうまく脱がせられなくって途中で引き裂くんだ。今月だけでもう何枚の服が布切れと化したかわからない。だから俺は脱げるときは自分で脱ぐ。

インナーを、スカートを脱ぎ。ブラとパンツとニーハイだけになってからちらりとシズちゃんの様子をうかがう。
シズちゃんの言いたいことなんて俺には簡単にわかる。「下着も脱げ。ただしニーハイは脱がすな」だ。服は脱がせても靴下は脱がすな。そんな萌業界の鉄則とやらをこの間狩沢が言っていたような気がする。

ブラのホックを外して剥ぎ取り、パンツはやはり抵抗があったからゆっくり脱いでいった。パンツと秘部を細い糸が繋ぐ。もうそれほどまでに濡れていたのか。顔に血が急激に集まっていった。


「シズちゃん…脱いだけど…」
「そうだな…おい、胸隠すな」
「んあッ!」


ぐ、と腕を胸から引き離される。寝転がっているため横に流れた胸。それを寄せ集めて、ぽふんとシズちゃんが小さく顔を埋める。


「やーらけえ……けど、もーちょいでかけりゃあな…」
「るっさい!巨乳女がいいならそっちにいけばいいだろ!!」
「あー…でも俺、手前のが好きだから」


キュウッと突起をつまれる。

びくんと体が跳ねた。


「ンッ…」
「手前が、臨也が好き。臨也の胸じゃなきゃ興奮しねえよ」
「あ、あぁ…ッ!」


舌で突起を押し潰し、味わうようにしゃぶられる。シズちゃんは子供だ。大きなえっちな子供。好き放題に胸ばかりを弄って、一番ひくつき快楽を求めている秘部は放置されている。
シズちゃんの意識は胸にだけ向けられている。これなら気づかれることはないだろうと、俺はこっそり手を伸ばした。

くちゅん、濡れた音がする。中指だけ埋めていってくぷくぷ動かす。ああ、気持ちいい、キモチイイ。
このままシズちゃんが胸を弄り続けてくれれば、私はこの調子で達せるだろう。しかし指を二本に増やそうとしたあたりでシズちゃんの体が離れていって、俺は慌てて指を抜いた。小さく喘いだのは、胸を弄られていたせいだと思ってくれますように。


「シズちゃん…?どうしたの…?」
「ああ…ちょっとトイレ行ってくるわ」
「え」


おい、今こいつ何て言った。今まで散々胸弄っていた全裸のかわいい彼女をおいてトイレ?何、トイレで抜くつもり?俺が目の前にいるのに?

――そんなこと誰が許すか!


「待てよシズちゃん!」


足に腕を絡め歩みを止めさせる。逃がさない、逃がすものか。


「おい、臨也…」
「中…はちょっとあれだけど、かけるのは許してあげるから。だからトイレでなんてしないでよ…」


トイレで抜かれるなんて、まるで求められていないみたいじゃないか。後半の声は消えかかったけど、シズちゃんにはちゃんと伝わってくれた。


「…本当にいいのか?」
「いいよ。して…」
「わかった。目、とじてろよ」


シズちゃんに言われた通りに目を閉じる。そうだね、目にかかったら失明ものだ。
それからほどなくして温かい液体が降り注いだ。ジョオオオオオと勢いもよく、量も多い………って、えぇ!?


「や、きゃああああああ!?やだぁっ何これおしっこ…!?」
「小便かけてもいいだなんて、やっぱお前変わってるよなぁ」
「違う!!」


私は精液だと思ったからかけていいなんて言ったんだ。それなのにおしっこをかけられるだなんて最悪。変な勘違いしないでトイレにいかせておけばよかった。


「もうやだ…何もしたくない…」
「何言ってんだ、まだまだこれからだろ?」
「は」


俺、今すごく泣きそうだ。








春庭様に捧げます。





 



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