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静臨/裏/甘










臨也は敏感すぎるくらいに敏感だ。たとえば街中で通行人と肩がぶつかっただけでも過敏に反応するし、悪ふざけでくすぐろうものなら最悪泣いてしまうほどだ。日常生活で触れあうようなことでもそんな風になってしまう臨也と、セックスしたらどうなるかなんて考えずともわかる。

「……絶対やだから。触ったら刺すから、殺すから。余計なことなんて何もしないで。入れて出して終わり。いい?OK?」
「いいわけねえだろうが。何だよそれ楽しめねえだろ。何のために乳があると思ってんだ!俺に揉ませるためだろうが!」
「君は一度病院に行ったほうがいいよ!頭の!」

両胸を腕で隠した臨也と対峙する。これからセックスを前にしているため俺も臨也も全裸だった。広いベッドの上でぎりぎり落ちるか落ちないかの端まで寄った臨也は、ぴったり足を閉じて秘部まで隠しながら睨んでいる。

先ほど述べた通り臨也はいっそ称賛に値するくらいの敏感だ。感じやすすぎると言ってもいい。臨也は胸が特に感じやすいということで、なかなか触ることをよしとしてくれなかった。だが目の前に二つの豊かな膨らみがあって発情しない男なんているわけがない。
発情しない男がいたら不能ではないかと疑ってしまう。

「……仕方ねえな、そこまで嫌がるならもう入れさせろ。そんなふざけたこと言えないくらいよがらせてやるよ」
「別にふざけたことは言ってないけど……、いいよ。あまり変なことしないでね」

おずおずと開いた足の中心はまだ何もしていないというのに濡れそぼっていた。視線だけで感じて濡れてしまったのか。今もずっと見続けているとコプリと音をたてて奥からまた溢れ出た。これじゃ感じやすいというよりも淫乱と言ったほうがいい。

俺も人のことは言えず、性器はすでに硬くそそりたっている。先走りの量も多くシーツがぐしゃぐしゃだ。早く臨也と繋がりたい。しかし先端をあてがい焦らすように入り口をなぞっていると頭を叩かれた。

「んだよ」
「そういうのやだ!焦らすんならやめるから!」

真っ赤な顔をして臨也はまだ頭を叩いてくる。最初は素手だったがいつのまにか俺の灰皿に変わっている。痛くはないが煩わしい。
これ以上叩かれるのはめんどくさいため言う通りに焦らすのをやめて性器をつき入れた。ろくに慣らしていなかったというのに臨也の中は悦んで俺を受け入れる。

「い、っ……ぁああぁああぁっ!」
「きっつ……!ちょっと緩めろ!」
「ひあ……あ、ふぅ……ぅうう……!」

臨也は入れただけでイってしまったようで腰を痙攣させながら俺にすがり付いている。いつものことだが毎回それを可愛いと思う。中が射精を促すように動くものだから抑えるのに必死だった。
臨也は一度イってしまえばあとはされるがままになる。とろんとした目をして焦点が定まっていない。今ならば、と臨也の胸を鷲掴んだ。

「ひぃんっ!?だめって、ゆったのにぃ……!」
「気持ちいいんだろ?いいじゃねえか」

ぐにぐに形が変わるまで揉み込むたび臨也が喘ぐ。柔らかい胸に指を埋めて夢中になって揉んだ。綺麗なピンク色だった乳首も真っ赤に充血している。乳首も弄ってやろうと手を伸ばそうとしたら、啜り泣くような声が聞こえた。

「い……臨也!?」
「っく……、ふ、ぅぇっ、ひっ…………」

臨也は両手で顔を覆って泣いてしまっていた。慌てて胸から手を離して臨也の手をどける。涙に濡れた瞳に罪悪感と欲情が募った。

「わ、悪かった。やりすぎた。泣き止めよ……」
「しぅちゃ、ひど……っく、おれ、こんな、……っ。かんじすぎちゃ、て、こわれ、おかしい、やだぁ…………!」
「あー。もうやらねえから。やめる。な?」

ぐすぐす泣き止まない臨也から性器を抜いてただ抱き締めてやる。しゃくりあげる臨也を宥めるように何度か背を撫でてやり落ち着くのを待った。
何回かに一度、快感に耐えきれずに臨也が泣くことがある。そういう日は泣いた時点でもうセックス終了というのが恒例だったが、臨也は俺の性器を握って軽く擦ってきた。

「……おい、そんなことしたらまたヤりたくなるだろうが……」
「だって俺、したいもん」
「はあ?」

泣いて嫌だと言ったのは自分だろうが、と責めたくなったが臨也自身それは承知の上らしい。言いづらそうにあーだのうーだの唸っていた。

「き、きもちよすぎるのは怖いしやだ……けど、シズちゃんともっとしたいんだよ!俺の理性が飛ぶくらいめちゃくちゃにすればいいじゃないか……っ!もう言わせないでよ恥ずかしい!」
「痛ッ!?」

喚くだけ喚いて性器に爪を立てるこのド淫乱に、萎えるどころかどんどん性欲が増していった。溢れ出す先走りが臨也の手を濡らしていく。

「手加減なんてしてやらねえからな。覚悟しろよ」

そう言うと臨也が楽しそうに微笑んだ。









すぐる様に捧げます。





 


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