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2010-08-31 21:12
[またね。]
ほら 雪解けに顔を出すビンカ 花に“こんにちは” 雪には“またね”
ほら いつだって気付けば遅いんだ 当たり前なんてない 愛おしいあの声

確かめるように 今繋ぐ時間が少しだけ震えていた

遠ざかる背中 涙で濡れた笑顔で手を振り君に叫ぶ
預けた魔法の言葉が今 未来を繋いでる

いつも前を見て弱音は溢さない 迷いや不安もうまく隠してる
そんな君だから少し心配だな 本音吐ける場所そこにはあるのかな

確かなことは ここが君の故郷 いつでも帰っておいで

流れる時間に人は変わってゆく 僕らだけ…ってわけにはいかなくて
それでも顔見合わせればほら あの頃へタイム・スリップ

君が歩いた道 時々振り返って
足跡は君のだけじゃないでしょう
傲慢にならないで 孤独も感じないで
独りでなど生きてなんかいない

そっと溢した。
「サヨナラって言葉は、寂しい響きだから好きになれないよ。」
どんな別れでも“サヨナラ”はタブー 小さな約束
だからいつものように “またね。”

大きすぎるカバン 詰まり詰まったユメ
君の想いが叶いますように
時々は故郷へ帰ってきてよ 迎えにゆくから
またね。



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